
感じること、想うこと、願うこと。
いつも移り変わる風のようなもの
そんな感情を書き留めておきたい ──
風をそっと抱きしめておきたい ──
────ずっと ──── |
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どこまでも蒼き空 ───
恵みの光を放つ太陽 ───
蒼き空に浮かぶ白い雲 ───
さわやかな空気を運ぶ風 ───
生命力溢れる木々達に囲まれた新緑の芝生 ───
目前に広がる大自然が織りなすコラボレーションの中、己と自然を相手に挑むスポーツ。それがゴルフである。全ての結果は己に起因し、そして帰結する。よってゴルフを見るとその人間性が解かると言われているように、その人の性格は一緒にゴルフをしてみれば大体解かるはずです。ほんと人間十人十色。慎重な人、大胆な人、笑いの絶えない人、怒り出す人。なんてーか人間観察にも、もってこいのスポーツなのです。
そんなゴルフが大好きっ☆
それではゴルフを始めた頃のエピソードをひとつ。
当時、社会人となり上京して1〜2年が過ぎた頃でした。親父がゴルフに夢中になっていた事がきっかけで、いちなりもクラブを握る様になった次第でして、親父のおさがりのクラブセットで一緒に初ラウンドした事を憶えています。初めてコース上に立った時は緊張して膝がガクガク唸ってましたよ、ほんとに。みんな、こっちを見るなぁー!みたいなね。当然なのですがクラブが球にまともに当たりませんでしたしね。終わってみると散々たる結果でしたよ。でも自然の中でゴルフをする事自体が気持ち良くて、下手は下手なりにとても楽しくゴルフをする事が出来ました。
これがファーストコンタクトです。
それからというもの、次に行く時は少しでも楽しくゴルフしたいが為に練習を始めた訳です。ほんと、止まっている球を打つだけなんですけどね。どうして上手く打てないんでしょうかね、まったく。でも時たまマグレながらもナイスなショットが出ちゃったりするもんで、その爽快感なんてのはホントたまりません。
い・いくーて感じ!?
もうなんていうのかな、練習場だけでは飽き足らず、雨の日なんて駅のホームで傘を逆さにスイングスイングですよ、えぇオヤジでも結構ですよ、お熱ですよ Likeですよ Loveですよ Zokkonですよ!!
で遂には部屋内で素振りをする為だけにマスコットバットならぬマスコットクラブを製作したのですよ。
※マスコットクラブ:練習専用の重量のある素振り用クラブ
かなり古くなっていた頂き物クラブ(SW)を加工。まずヘッドの部分を切り落とし、室内で振れる程度の長さにシャフトを調節し切り落とす。仕上げにヘッドの代わりにシャフトの先に特大長ナット×六本をスイングしたときに飛んで行かないように強力に固定した特別製クラブ。この世に二本とないとされる伝説のクラブである。効果:ヘッドの重量を重くした為、スイングアーク及び無駄なボディターンが改善される。さらにはスイングに必要な筋力も増強される為、ヘッドスピードが自然とアップし、風や芝生に負けないショットが会得できるともっぱらの噂である。あくまで噂である。たぶん噂である。そう思いたい。いや思うはず!!
もう若気のいたりっていうんですか?中毒者っていうんですか?サルっていうんですか?そのマスコットクラブを暇あるごとに振り続けてましたよ、ええただ振るだけです。別に上手くなっているかどうかなんて関係ないです。筋力が付いているかどうかなんて既に関係ないです。ただ暇があるごとに無心に振り続ける事だけが、もはや日課になっているのです。ほんと自己満足のみ、どーかしてたのでしょうね、その時の彼は。いやぁ若い若い!はっはっは!
そんなこんなで会社の寮の六畳一間のわずかなスペースでサルの様にマスコットクラブを素振る日々を送ってた若者と書いてジャンキーは、とある真冬の夜もいつものように素振りの準備をしていたわけです。そしてグローブ手にハメようとした時に手の平の付け根近くが破れていることに気付き、これまで頑張ってくれた手袋に感謝!
その日は素手で素振りをする事にしました。
一振り、二振り、三振り・・・ブゥン、ブゥン・・・一心不乱に振り続けるその姿まるで修行僧の如しです。剣豪武蔵でございます。・・・ブゥン、ブゥン・・・もう何度振ったでしょうか ───
フッ
ぐわぁっしゃぁぁああん!!
深夜の静寂の中、突如として響き渡る轟音。
・・・・・・・・・。
あまりの突然の出来事に状況がまるで把握出来ません。
そう・・・手の中にあるはずのクラブの重量の変化以外には・・・
一秒
二秒
・
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や、ヤバっ!!!ささささささ殺人犯だだけには、あわわあわわ・・・。
ふと我に返り、瞬時に全てを悟った時は、一気に汗が引く思いでした。手の平に滲む青春の汗は手とクラブの摩擦係数を極限まで低減させた事により、慣性の法則と万有引力に基づき描かれる美しい放物線が、まるでその運命と書いてさだめをまっとうするが如く窓ガラスと複雑に絡み合い幻想的なまでもの交響曲を奏でたのだと悟った時には・・・
ここは地上三階。
真下は駐輪場、隣には民家。
交響曲を奏で終えたクラブはガラスの破片と共に星屑の涙となり夜空に消えていったはずです。そう殺戮と破壊のオーラをその身に纏いながら。
<どうなるんだ!以下続く・・・>
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