まぶり−大殺界編− 過去 2004/12/01〜10 未来

三十路の轍 - Diary -

三十路の日々を徒然に



12/01-Wed- 『え、もう12月?』

気が付けばもう12月。今年も残す所あと1ヶ月となりました。そろそろ忘年会シーズンに突入しますので、皆さん呑み過ぎには注意しましょう。とか言いながら早速飲んでました自分。人の事心配してる場合でないよねうん。

今日は終始エロ話で盛りあがってた様に思うのですが、思い返すにどんな話だったか良く思い出せません。てゆうか最近物忘れも甚だしいと思います。我ながら。だって酷い時には昼飯を食い終わって、さて会計という時に今食った品物をパッと思い出せない時があるぐらい。おい今俺何食ってたっけ?ってな感じ。この症状はきっとあれだ、更年期障害というやつに違いない。このままやつに侵されていった暁には、きっとこう言ってるに違いないのだ。

「家の嫁はヒドイ仕打ちをするのだ」
どんな仕打ち?てかそもそも嫁ってのがいないと思うけどね
「おいらに飯も食わしてくれないのだ」
そうなんだ、てかさっき自分で食ってたよ
「違うのだ。あーんて。あーんてしてくれないのだ」
アンドロ目玉号ぶら下げて、行ったり来ったりしてるでしょ

あーぅんー。

そっと忍び寄るやつの影に怯えながらも明日へと生きて行こうと誓った、とある12月初日。あれ?今、思い出したけど。



そう言えばあと1週間もしない内に当方31歳となりますわ。






Xデイは12月6日。ここまで言えば何が言いたいか分かるよね。



12/02-Thu- 『二人を包む東京の夜景』

時計を見ると夜10時を回ろうとしていた。僕は相変わらずパソコンに向かってダーツサイトのトップ画像を製作中であり、これだ!という自分の感性に響くデザインに仕上げる事がどうしても出来ずに行き詰まっていた。

このまーま、どこかとーく、つれてーって、くれないーか♪

部屋に鳴り響く「日曜日よりの使者」のメロディ。電話だ。メロディの発生源を取り上げディスプレイで相手の名前を確認。お!めずらしいな、どうしたんだろ?受話のボタンを押し携帯を耳元に当てる。

もしもし?
「いまどこ?」
え?いまどこ?・・・って家だけど。
「今、東京に来てるんだけど、出てくる?」
ほんとに?てゆうかもうすぐ10時なんだけど。どこいるの?
「赤坂。赤坂見附の近く。今日は東京に泊まるから」
うーん・・・。いいけど今から40分ぐらいかかるけどいい?
「分かった。じゃあ待ってる」
うん、見附に着いたら電話する。
「はーい、じゃあまた後で・・・」

今から急いで出れば赤坂見附に10時半には着くだろう。最低でも1時間ぐらいは飲めるな。素早く身支度を済ませ、ちょっと考えた後、今冬初めてコートに手をかけ外出。まったくもって今ごろの時期が一番中途半端だと思う。コートを羽織るには暑いし、何もないと少し寒い。はは、そう言えばどことなく今の自分の心境にも似てる所があるかも知れないと苦笑。

電車から地下鉄へと乗り継ぎ、予想通り10時半を少し回った頃に目的地に到着。無事に合流を果たし、周囲を散策しながら手頃な店に入る。とりあえず酒を注文し、互いの近況報告を交わしながら乾杯。アルコールも手伝ってか時間が過ぎていくのも忘れるぐらいに会話に華が咲き乱れる。おっといけない、そろそろ時間だ、家に帰らなければ。頬を刺す冷たい風。ふと見上げるとビルの外壁一面が大きなクリスマスツリーの形に光っていた。改めて周囲を見渡すと街はどこもかしこもクリスマス色に染まっている。一人身の自分には少々酷な風景である。さぶい・・・な。

「どうせだったら一緒に泊まってく?」
え?今、何て言った?
「ホテルに行ったら何故かツインになってたから・・・」
・・・・・・。
「もうそうしよう。ホテルまでちょっと距離あるからタクシー拾って行こう」
うーん・・・。じゃあ行きます・・・か。

タクシーに乗り込んで向かった先は日本の中でも有名な高級ホテルだった。ロータリーの中心部にはオレンジ色に輝く大きなクリスマスツリーが。綺麗だ。素直にそう感じた自分がそこに居た。

先日、かのヨン様も通過したであろうロビーを通リ過ぎると、テレビでしか見た事がないような風景がそこに広がっていた。バーと思しき規則正しく並んだテーブルの側には透明なピアノが。まるで自分の家かのようにくつろぎつつ英語を交わしている外人達。部屋に入ると窓辺から見える東京の夜景。煌びやかなネオンが二人をそっと包みこむ。



今日は長い夜になりそうだ ───






えっと、その相手とは親戚の旦那だったけどな。何もねえよ。



12/03-Fri- 『やっべ、ここどこでつか?』

おはようございます。たぶんホテルニューオータニとか高級ホテールに泊まるのはこれで最初で最後になると思われます。つうか泊まれねえよ。どんな高級なんだよと思ってましたが、泊まった客室自体は意外と普通でした。ビジネスホテルと何も変わらん。何が高級かってえと、きっとあれだ、値段だけがびっくりするぐらい高級なんだって思った。

普通に朝食メニューを見て和定食3465円て何なのですかこりゃは。

ぷっはー、朝から居酒屋1回分かよヲイ!みたいな。一体どんな高級な和定食なんだよって話。朝からキャビアか?骨付きカルビか?北京ダックか?(既に和ではない)と思って内訳見たら至って普通の和定食でした。南無ー。

他にも子牛一匹丸ごと煮込んでいると思われる、ビーフカレー2730円。かの有名な秦の始皇帝も大のお気に入りだと言い伝えられてる幻のメニューだったっと思われる、五目焼きそば皇帝風4935円。プーさんが命がけで採取してきたはちみつとアダムとイブが最初に食した禁断の果実だと噂のりんごの絶妙なハーモニーが堪らないんだろうなと想像に難くない、はちみつ入りリンゴジュース1260円。びっくりドンキーもびっくりするレベルのコカコーラ735円。ピッチャーなんかいいからジョッキで十分だと思う、国産ビール945円。地球上のあらゆる健康成分と美容成分が長い年月をかけてギュッと凝縮されている不老長寿の水だと思うよ、ミネラルウォーター525円。その水と永谷園に特別発注している魔法の如き旨み成分で至福の時へといざなうと評判らしい、お茶漬け1890円。きっとここは最後の楽園、エデンにほぼ間違いない。このエデンで人は神へと昇華するべく精進するのだ。そう、僕はまだ神になれない。ここは僕の居るべき場所じゃないんだ。帰ろう。この空が続くあの地へ帰ろう。と。

まぁそんな事はどうでもいいんですけど。とりあえず今日は平日なので当然の如く会社に行かねばならない訳で。実は昨夜このエデンまでタクシーで来ちゃったおかげで、最寄駅までの道乗りがいっちょも分かりません。一応部屋に備え付けてあった世界マップを見たんですけど、あーあっちね、たぶん。ぐらいな勢い。じゃあ行ってきます!と元気良くエデンを飛び出したのはいいけど地図に記してあった目的地の赤坂見附はどこにも見当たりません。つかここどこよ?5分10分15分と歩くも見知った場所に出ないどころか、どんどんイメージと違った風景になるばかり。時間的余裕をみて結構早め出発したはずなんですけど、時計をみたらいつのまにかやばめな時間になってました。ええい、このまま行っても拉致があかん!と本能のまま曲がってみたり直進してみたり。



あ、駅発見!って、ななな、永田町?






意外と方向音痴なんだっていう自分も一緒に発見できました。



12/04-Sat- 『くえっ、くえっ、くえっ』

昨日、会社の先輩よりドラクエを借りてしまった故に、今日からいっぱしのドラクエラーとなるべく一歩その足を踏み出し始めました。まだマグナカルタ終わってないのに。だって先輩のドラクエなのに先輩よりも先にプレイするんだから、仕方ないよね。うん仕方がない。そ言えば昨夜ダーツバーの兄ちゃんが言っておりました。最近ドラクエのおかげで客の入りが悪いんだと。そんなにおもろいんかいドラクエ。

や!おもろいなー。

という訳で今日1日まるまるドラクエっておりましたよ。うっわー3D迷う迷う。おらー壷割ったるでー!タンス開けたるでー!本も勝手に読んだるでー!袋の中ガサゴソやったるでー!井戸の中に入ったるでー!!うっわショボイ町だなこりゃ。

こやつら極悪人です、はい。

でもいいですね、単純明快なドラクエワールド。敵は敵、仲間は仲間とはっきりしている。モンスターがたまに訳のわからない行動をする。ゼシカちゃんはゼシカちゃんで戦闘中にモンスターめがけ投げキッスしたりする。でもってそれがダメージになっちゃう。時にはモンスターにぱふぱふなんてサービスもしちゃったり。で敵うっとり。



俺にもぱふぱふは?






ちょっと敵が羨ましい。あとわずかで31歳になります自分。



12/05-Sun- 『ごぜんれーじをすぎたら』

午前0時を過ぎたら イチバンに届けよう
はぴぃばーすでい はぴぃばーすでい
Happy birthday to me BA-BA-BA-BA-BANG!!!

と言う訳で一人親指の痛みを堪えつつドラクエに励んでおりましたら、いつのまにか午前0時を回っておりました。いけね、もう12月6日だ。

おたんじょうび おめでとう〜♪ オレ!

と祝うと何だかマツケンサンバちっくな感じがしないでもないですが。何はともあれこれで否応にも御年31歳になってしまったわけで。31歳になる瞬間、地球上に居なかったとかいう有体の何某もできずに、ただドラクエで太古の船を動かす為に月の竪琴を探している最中に気付いたら31歳になってました自分。

ええ、今日も1日ドラクエってますた。てゆうかその前にこの親指の痛みをどうにかしたいんですけど、どうにかなんないですかね?これじゃまともにドラクエれないって話ですよ。何で親指痛いのかって?聞いちゃいますか?聞くも涙、語るも涙、涙涙の物語を聞いちゃうんですか?ではハンケチの用意はいいですか?

これは先程の話です。道化師を追って世界中を旅する事に少し疲れが見え始めた僕は、気分転換と来週開催されるハウストーナメントの練習を兼ねてダーツを少し投げ込んでおりました。すると投げた感触と刺さる場所がどうも違うってなもんで、その理由を考えていたおりましたら、あーた。フライトプロテクター(羽根を十字に固定するパーツ)が付いてないじゃありませんか。じゃあ付けますかってなもんで、他のフライト(羽根)に付いてたやつを引き抜いこうかと力を込めども抜けないのです。もう、ふぬーってやっても全然。なので親指の爪を引っ掛けて力一杯グッてやったらば、あーた。

はうっ!

って。突然の痛みに我に返ったら、そのプロテクターの先っちょ、4分割されてる内のひとつのアルミの棒になってるよな部分が爪と指の間にざっくりと入りこんでいるじゃないの。そりゃ痛いっつの。良く見るとプロテクターひん曲がってるし。で、みるみる血がしたたり落ちてきて自分オロオロですよ。指はジンジンズクズクするし。この痛みは誰のため?そんな憤りをぶつける場所はなく、ダーツぶん投げてやったりました。そんな哀しい悲話がありまして、ただいまドラクエもまともにできません。ちなみに曲がったプロテクターを元に戻そうかと(そこは冷静に)触った途端ポキっと折れました。ヤツと己の指は死にました。



いちなり は ベホイミをとなえた。






しかしなにもおこらなかった。そんな31歳の始まり。超指痛ーいのにょ。



12/06-Mon- 『こんちゃーっす、31歳の僕』

いよいよもって大殺界本番らしいです。

いきなり親指を負傷すると言う何とも痛い誕生日を迎えてしまった、どーもいちなりです。こんにちなーにゃ☆今日から31歳どえーっす。なんて事をネットの片隅で誕生日を叫んでやろうか思っとりました自分。セカチュウならぬネトカタ。で会社でいつもの様に「さあサイトの更新でもしよう」とアップローダーを立ち上げてみるもDNSエラーの表示が。えっと、もしかしてサーバ落ちてる?よりによって僕の誕生日に限って?ちなみにサイト自体も見れなくなってるじゃーないの。

どう考えても、どこぞの組織が狙ってるとしか思えません。

1時間ぐらいで復旧するのでは?なんて希望的憶測も持っとりましたが、それもあっさり裏切られましたです。復旧する気配なし。これだとせっかく覗いてくれた人がおめでとうって言ってくれるかもかもなんて楽しみも少なからずあった訳ですが、全ては台無し。てか今の所、存在すら消されているわけで。

ふん!もう好きにするがよい。

夜は夜で、行きつけのダーツバーで誕生日は赤ワインを御馳走してくれるってんで、赤ワインを「おいしーおいしー、たまにはいいよね♪」なんてガブガブ飲みながらダーツってたらぐでんぐでんに酔っ払っちゃったらしく、椅子にうまく座れず床にグワッシャーンて転んじゃうし。おかげで左手首まで痛めてしまいました。

ついでに言っちゃうと朝の占いカウントダウンでは下位の方だったし。居酒屋では俺のビールだけ泡多めチックだったし。ほうれん草のおひたしに乗っかってる鰹節が少ない気がするし。なんか全然スペシャルデイな気分になれないのはどうして?



それもこれも例の組織「細木数子団」(勝手に命名)のせいに違いないっ。






何はともあれ31歳大殺界の轍を一歩。おめでたう自分。



12/07-Tue- 『体調さいあくー』

まあ、なんてえのかな。これが二日酔いってえのかな。

朝起きたらここはどこ?って感じで。まぁどこ?って言われてもそこは自分ちに決まってるわけで。そうじゃなくってなぜ朝になってるかという話。しかも自分でも分かるぐらいのアルコールの残りっぷり。ぐぐぐ、具合わっるー。

自分の事ながら目覚ましもかけずに良く起きれたな、と。フラフラしながら身体を起こしてみるも、あまりの気持ち悪さと残酒感に会社休むかどうか悩みましたよ、本気で。でも僕、良い(酔い)子。行かなきゃ行かなきゃとフラフラしつつも頑張って会社に行ったのはいいものの、具合の悪さは一向に治る気配を見せず仕舞。仕事をしながらついウトウト。パソコン打ちつつついウトウト。仕事がはかどるどころか逆に訳の分からない数字を打ちこんだりして手間を増やしている状態なのです。

でもって仕事の事だけだったらまだしも、もっと性質が悪いのが穴の方。飲んだ次の日は大の方が緩いなんて事は良くある話なんですけでも、今日の俺はちょっち違うよ。午前中だけでも4回トイレに駆け込む状態だったもの。しかもオエーッともなった。でも全然出ないの。胃液がちょろっと。逆にモノがないのにオエするのは辛いんだって分かったぐらい。こんな辛さいらん。で、何でこんなに調子が悪いか自分なりに昨日を振り返ってみた訳。まず6時ぐらいに居酒屋行った。でポテトサラダを少しつまんだ。モツ煮込みのモツを2切れぐらいつまんだ。ビールと焼酎を飲んだな。でもって7時過ぎあたりからダーツバーに行った。ワインとジントニックを飲んだ。・・・そう言えば昨日ほとんど固形物を口に入れてない事に気付いたんだ。

だからだ。空腹でアルコールをちゃんぽんすりゃ、そりゃ酔うってもんですよね。理由は分かれど体調が良くなるわけもなく、あとは己の自浄回復能力を期待するのみ。おおーーーっととと、トイレいってきまーっす。

・・・もう出るものがにゃい。けど何か透明なゼリー状の物体が出てきてるんですけど大丈夫なんでしょうかこりゃは。しかも出るもの出ない状態で穴を開放しっぱなしなもんで穴を制御する筋肉が馬鹿になっちゃったのかな?腰の内部あたりがグワングワン痛くなってきました。腰砕け状態っての?やっべ穴が閉まんなくなっちゃったし・・・。パクパク痙攣してやがんの穴の野郎。これじゃあトイレから出れないじゃねーか。



おそるべし二日酔い。






こんな酷い二日酔いって初めてじゃねーかな。31歳なった途端にこれだ。



12/08-Wed- 『えるおーぶいいーバニーガール』

ゼシカです・・・。

200万人以上の人にバニー姿を視姦されるとです・・・。

という訳で、今日も速攻で家に帰ってドラクエっておりました。するといつの間にやらゼシカちゃんがバニー姿にコスプレしてるじゃあないですか。ごめん嘘、いつの間にかじゃない、知っててやったのだけれどもね。でも見てて思うんだ。今回のドラクエ3D化は絶対ゼシカのコスプレにスポット当てて開発されてるんだって。それを期待して買う人も一人や二人じゃないんだって。そんぐらいのバニー姿。闘う雰囲気まるでナシの格好。もうなんつーのかな、そんな姿を見せられた日にゃあ、勇者なんて職業も忘れちゃうってもんですよ。世界が滅びたってオマエのためならですよ。もうアンタが主役で構いません。

こんなにかわいくって、ごめんなさい。今日は一体何人私の虜が増えたのかしらね。モーニング娘。?松浦亜弥?誰それ、全然敵じゃあなくってよ。

ドラクエ[はRPGじゃなくて実はコスプレストーリーのゲームって事で間違いないと思う。はみ出そうな乳を揺らしながら世界各地を回るだけで楽しめますってな戦略だよね絶対。だけどこれでまた余計に売れちゃうってんだから仕方がない。今日はバニー姿のままカジノでハッスルハッスル☆



ゼシカとジャスコってば何となく似てなくない?






ジャスコは魔道士の杖を掲げた。やっべ全然ストーリー進んでねーや。



12/09-Thu- 『皆の者、スキルを憶えようではないか』

世の中のゼシカファンの元、ハッスルダンスでみんながチョッチョルチョッチョル言いいながらダンシンしている影で、黙々と勇者がスキルをどんどん憶えている今日この頃。そんな勇者を僕だけは認めてやりたいと思う。

常々思うに、現在の自分には何か足りないものがあるのではないか?失ってしまった情熱があるのではないか?世知辛いこの世の中を渡っていくにはどうすれば良いか?明日の昼飯は何を食べればいいか?という答えを探し続けて気付けば既に三十路と1年になってしまった訳で。その答えの一部が今日見つかった気がするのです。ザッツ蜘蛛の糸。

そのザッツ蜘蛛の糸とは、そろそろ自分も何か新しいスキルをマスターすべきなのではないかいう結論でして。三十路には三十路なりのスキルがたぶんある筈なのです。そう例えばダンディズム。年輪を重ねた歴戦の兵だけが醸し出す哀愁。全てを見透かすような深い瞳の憂い。し、渋い。このスキルだけはこれからマスターすべき最優先事項で間違いないのではなかろうか。不可能と思える所業もまず第一歩から全ては始まる。諦めてしまえばそこで道は途絶えてしまう。よしっ!今日から特訓だ。

そういえばこの前、テレビで劇団ひとりが熱く語ってた事を思い出す。ダンディさを全面に出すには同じ単語を2度使えという技だ。007と言う映画でジェームス・ボンドは敵に捕まり名前を尋問される時にこう言う。

・・・ボンド・・・   ジェームス・・・ボンド・・・。

むうう。渋い、渋すぎる。しかしこのぐらいのレベルなら練習すれば俺にだってできるはず。気を付ける点は3つだ。間を、とにかく間を大切にするべし。むやみに陽気であってはならない。目線を水平以上に上げるな。だ。よし早速今日から練習あるのみ。ダンディのスキルもゲット同然。まずは脳内シミュレーション。

「ご注文、何にいたしますか?」
・・・バーガー。   チキンフィレ・・・バーガー。
「何個ご注文でしょうか?」
・・・全部。   今揃えられるだけ・・・全部。
「ハンバーガー、お好きなんですね♪」
・・・好きだ。   世界中の何よりも・・・君が、好きだ。
「まあ。ポッ(頬を赤らめながら)」

むふふ。いける。これならいける。よっしゃどんどんいったるで。

「今日これからどこに行くの?」
・・・チンコ・・・   パ・・・チンコ・・・。
「ちょっと味が足りない気がするけどどう?」
・・・コーマン・・・   キッ・・・コーマン・・・。

少し。あとほんの少し、だ。



そうそう、プラスαするならばダンディといえば何よりも。






右に曲がれ、だ。



12/10-Fri- 『全てがザオリクで復活する訳ではない』

会社のデスクに3日前から午後ティーミルクが放置プレイされている。中身はまだ8割程が入っており、既に常温である事は想像に難くない。普通であれば捨てれば済む話だが、貧乏性である所以かどうしても捨てられずにいた。たぶんもう飲む事はないだろうと半ば確信めいた想いを抱きつつ。

昨日から故障したと思われていたプリンターが復活。午前中にどうにか直らないものかとあれこれ格闘した挙句、なんとかザオリクで現世に復活を果たしたのだ。嘘、原因は紙詰まりにあった。上司が昨日用紙を無理矢理引っこ抜いたら千切れたと白状した。で詰まった紙切れを取り除いたら元通り。でそのプリンターが乗っかっていた場所が冷蔵庫だった事に今日初めて気が付いた。今の場所で仕事を1ヶ月以上してて初めて。

ピンと来たね。

午後ティー復活するんじゃねーかって。急いで午後ティーを冷蔵庫に入れたね。ヒヤヒヤの午後ティーを飲むのを想像しながら。でさあ、さっきそろそろ冷えたかなってんで、冷蔵庫を開けて午後ティーを手に取ったら思ったよりもヒエヒエなもんで喜んだね。すっごく。だから勢い良く飲んだんだよね。

ちょっと酸っぱい味がしたんだ。いやかなり

よくよく考えてみると、午後ティーミルクって牛乳入ってるのな。牛乳3日も常温ってのは流石にちょっと・・・。



外は今、冬の陽特有のやわらかな光に包まれてる。






俺のお腹はどうだろうか。


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