差の出る!翻訳ソフト活用術


 誤解を恐れず申し上げるなら、現在の段階では、翻訳ソフトというジャンルは未だ完成されたものではありません。単純に英文のテキストに翻訳のコマンドを与えただけでは、とても日本語とは思えない文章が生成されるだけです。これは、ソフトの価格の高低とはあまり関係ありません。ソフトの値段が高いから優秀な訳文が出てくるとは言えないのです。
 原文にもよりますが、高価格で高機能をうたったソフトでも相当に陳腐な迷訳をします。「勝手に辞書をひいてくれるソフト」ぐらいに考えておかなと、怒りたくなってしまいます。
 メーカーも「翻訳ソフト」とは決して言わず、「翻訳支援ソフト」と言っています。人間に代わって、取り敢えず辞書を引いてくれるソフト、と考て使うべきかと思います。
 そこで、時々、手持ちの翻訳ソフトで一斉に翻訳をさせて、迷訳競争をさせてみます。その陳腐さを楽しむのも、ひとつの活用術かもしれません。


 ではここで、以下の英文を3つのソフトで翻訳させてみましょう。英文もソフトも偶然にあったもので、何らかの意図があるものではありません。英文は、あるフリーウエアのソフトのREADME.TXTです。

市販翻訳ソフトの比較

 NOVA PC-Transer/ej Ver5.0(\198,000)
 LogoVistaE to J PRO Ver.4.0(\97,000)
 HITACHI たちまち翻訳 Version2.0(\9,800)
 という具合で、この例では、一番定価の安い「たちまち翻訳」が、なかなか良いニュアンスを出しましたが、いつもこういう具合に行くわけではありません。
 そこで、3〜4の翻訳支援ソフトをインストールしておいて、取替えひっかえして、それぞれに翻訳させて大まかなニュアンスを掴む、といった使い方をしてみてはどうでしょう。

 雑誌の評価記事などを見て、「NEC 翻訳アダプタII」が一番優れているとか、SHARP E-J SYSTEM(これはメビウスに搭載されていて市販されていなかった)が良いなど、とあれこれ使ってみましたが、正直なところ、これ1本で大丈夫という、お薦めのソフトというものはないのが現状なのです。

業界最大級の126万語基本辞書と3面エディタで翻訳精度アップ 翻訳ピカイチ

>> 日→英・翻訳ソフトの使い方 >>

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