開いた本の絵

 ねこはそうしてずっと空を見上げて暮らしていました。
 1年がたち、2年がたち、3年がたち、4年がたってもねこは空を見ていました。そしてとうとうねこは100才にもなっていました。 

 年老いたねこは、いつしか空を飛べるようになっていました。
鳥となかよく遊んでいるとねこはとても幸せです。でもその姿を見ることができた人は誰もいません。
 夕方西の空にかすかにしっぽを見たという噂があるばかりです。(おしまい)

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